ステップ6:提出する(はじめてのスコア)
🎯 このステップでやること作ったファイルをKaggleに提出し、スコアと順位を表示させる。所要時間:約7分。この章の山場です。
6-1. Notebookを保存して実行する
提出するには、まずNotebookを 保存&実行 する必要があります。
- 画面右上の 「Save Version」 ボタンを押す
- ダイアログが出たら、「Save & Run All (Commit)」 が選ばれていることを確認
- (任意)Version Name に
first submissionなどと入れる - 「Save」 を押す
✅ こう出れば成功右下に「Save Version」の進捗が出ます。1〜3分ほどかかります。 終わると緑のチェックが付きます。
💡 「Save & Run All」とは?「1番上のセルから順番に全部実行し直して、その結果を保存する」という意味です。あなたが途中でセルを行ったり来たりしていても、上から順に実行して確実に動くことを保証してくれます。
⚠️ うまくいかないときは
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| 赤いエラーで止まった | どこかのセルでエラーが出ています。ステップ12 つまずき辞典 を見てください |
| ずっと終わらない | 3分以上かかることもあります。待ってください |
| ボタンが押せない | 実行中のセルがあります。終わるまで待ってください |
6-2. 提出する
保存が終わったら、2つのやり方のどちらかで提出します。方法Aが簡単です。
方法A:Notebookから直接提出(おすすめ)
- 保存が終わったら、画面右上の 「Save Version」の横の数字(Version 1 など) をクリック、
または右側パネルの 「Output」 を開く submission.csvが表示されているのを確認- その横にある 「Submit」 ボタンを押す
方法B:ファイルをダウンロードして提出
- 右側パネルの Output から
submission.csvの ダウンロードアイコン を押す - Titanicコンペのページに戻る
- 右上の 「Submit Predictions」 を押す
- ダウンロードしたファイルをドラッグ&ドロップ
- 「Submit」 を押す
✅ こう出れば成功数秒〜1分ほどで、画面に スコア が表示されます。
Score: 0.76555
🎉 おめでとうございます。あなたは今、Kagglerになりました。
この
0.76555は「418人のうち、約76.6%の生死を正しく当てた」という意味です。たった5行のコードで、4人に3人を当てました。
⚠️ うまくいかないときは
| 表示 | 原因 |
|---|---|
Submission Scoring Error | ファイルの形が違います。行数418・列名・index=False を確認(ステップ12) |
| Submitボタンがない | Notebookの保存(Save & Run All)が終わっていません |
submission.csv がOutputにない | ステップ5の to_csv を実行し忘れています |
6-3. 順位表を見る
コンペページの 「Leaderboard」 タブを開いてください。上部に 「Your Best Entry!」 のような表示で、自分の順位が出ています。
または、自分の Submissions タブから提出履歴を見られます。
⚠️ 順位を見てショックを受けないでください。 Titanicは入門コンペなので、正解がネット上に出回っており、スコア1.0(満点)の人が大量にいます。順位にはまったく意味がありません。見るべきは自分のスコアの推移だけです。
6-4. いまの立ち位置を知る
| スコア | 中身 |
|---|---|
| 0.62 | 「全員死亡」と予測した場合 |
| 0.76555 | 「女性なら生存」 ← いまここ |
| 0.77〜0.79 | 素直に機械学習した場合(次のステップで到達) |
| 0.80〜0.82 | 特徴量を工夫した場合。実質ここが上限 |
| 0.85以上 | ほぼ不正(答えを見ている) |
つまり、残り伸ばせるのは0.04〜0.06程度です。わずかに見えますが、ここを詰める作業こそが本物の練習になります。
💡 何をしたのか(読み飛ばし可)
- あなたが提出した418行の予測を、Kaggleが本当の答えと突き合わせ、正解率を計算しました。
- この採点基準を 評価指標(metric) と呼びます。Titanicは Accuracy(正解率) です。
- 正解はKaggleだけが持っていて、あなたには見えません。だからズルができない仕組みです。
- 提出には 1日あたりの回数制限 があります(コンペごとに異なります)。無限に試せないので、次のステップでは「提出せずに手元で精度を測る方法」を学びます。
✅ ここまでできたら
この章の最低目標はすでに達成です。 おつかれさまでした。
ここから先は「ちゃんと機械学習する」パートです。休憩してから進んでも構いません。