本だなの うしろに、
戸が ありました。
リンとソラが、図書館の棚を引いたら、小さな木の戸が出てきました。向こうには、森と、城と、光る町がありました。司書さんが出した条件は、ひとつだけです。AIをつれていくなら、3体ぜんぶ つれていくこと。答えをいつも1つ出すイチ、いくつも出すミツ、出さないことがあるゼロの3体です。全12話、読むのに43分ほどです。ふしぎな話を読んでいなくても読めますが、読んでからのほうが、3体のことがよく分かります。
ぜんぶで12話
とびらの むこう4話
王さまの 城4話
光る 町4話
詳細解説
ぼうけんの話12話のもくじです。表の2巻を読んだあとの巻であることと、3体のAI(イチ・ミツ・ゼロ)の見分け方を、入口で先に渡します。
くわしく読む
背景と目的
「どの巻を読んでいる自分か」を位置づけられるようにすることが目標です。ふしぎな話が答えの受け取り方、ひっかかった話が失敗の形だとすれば、この巻は問いを出す側の手つきです。その差を、読みはじめる前に1段落で伝えます。
3体の性格を先に出しているのは、各話が「イチが言った」だけで進むためです。
組み立ての工夫
3部の並びが、そのまま舞台の移動になっています。とびらの むこう(森)→ 王さまの 城 → 光る 町。第1部が3体を知る話、第2部が仕事に使う話、第3部が便利さとの距離を測る話です。舞台をファンタジーに置いたのは飾りではなく、「あとで本で調べればいい」という逃げ道を塞ぐためです。
リードから第1巻へのリンクを1本だけ張っています。単独でも読めますが、3体はふしぎな話 第4話に既出であり、先に読んだほうが理解が速いためです。
補足と注意点
この巻には裏(ひっかかった話にあたるもの)がありません。失敗そのものを扱う巻はすでにあり、同じ構造を二重に持つと選択地点が増えるだけだからです。そのかわり、各話の「これも見てみる?」から下敷きにしたふしぎな話の回へ戻れます。