初心者星間航海士

3体は、
答えを配るために
作られたのではない。

26年前、ケレス環で214人が巻き込まれる大事故が起きた。原因は故障ではなく、1つの確信だった。以来この宇宙では、判断を助けるAIは、性格のちがう3体ひと組でなければ船に積めない。

答えをいつも1つ出すイチ、いくつも出すミツ、出さないことがあるゼロ。16歳のリンとソラは、この3体と中古の調査船を引きついで、辺境の植民星へ向かう。

全24章、およそ37,770字。通して126分ほどです。専門用語をそのまま使い、AI・SNS・光ファイバー・認証といったことばを、そのまま使います。

第1章から読む

ぜんぶで24章

3つの声4章

三声計画4章

遅れて届く星4章

数と目4章

港の作法4章

報告4章

事故記録の側から 引く事故記録アーカイブ気をつけることの名前を、37ページから引く。

詳細解説

初心者星間航海士24章のもくじです。専門用語や社会構造をそのまま扱い、複雑な意思決定を描く長編探究形式であることと、星間航海士の手引き・事故記録アーカイブの74ページと同じ内容を扱うことを、入口で先に伝えます。

くわしく読む

背景と目的

目標は、読者の自己選別です。ほかの巻では日常語に置きかえていた専門用語をそのまま出し、ふりがなも付けない長編形式をとっています。その差を、読みはじめる前に明示します。

あわせて、3体の見分け方を先に渡します。各章が3体の名前だけで進むためです。

組み立ての工夫

導入をケレス環事故から書き起こしました。3体ひと組という設定の理由を先に置くと、第1章の不一致の場面が制度の話として読めます。

6部の並びが、そのまま扱う領域の移動です。3体を知る、生まれた理由を知る、通信網を疑う、数を測る、身を守る、そして伝える。星間航海士の手引きの6部構成と同じ順序にしてあり、手引きから来た読者が迷子にならないようにしています。

補足と注意点

この巻には裏の巻がありません。ワナの側は各章の相手先として事故記録アーカイブの該当ページに接続しています。