撮影された写真には、被写体だけでなく、撮影者の生活圏や組織の機密を示す膨大な情報が意図せず記録されています。窓外の建造物の配置、電柱の形状、室内掲示物などから現在地が特定されます。

写真の四すみに写りこむもの写真の四角見ているのは、ここだけ名札・ゼッケン表札・まどの外時間割・かべの物うつりこんだ人
写真をとるとき見ているのはまん中ですが、写るのは四角ぜんぶです。四すみには、名札・表札・時間割・うつりこんだ人など、出すつもりのなかったものが入ります。出す前に、四すみから順に見ます。

写真1枚から特定される事例は多くありませんが、複数枚の写真が時系列で蓄積されたとき、生活パターンや行動半径が完全に可視化されます。

画像を公開する際の2大防護プロトコルを徹底します。

  1. 四すみを見る ― 背景の四隅や反射面に、住所表示や名札、機密書類が写り込んでいないか点検する
  2. 『行ってきた』で出す ― リアルタイムの居場所投稿を避け、その場を離脱した事後に過去形として公開する

写真ファイル自体に埋め込まれた位置情報(Exifメタデータ)の削除や、端末・公衆Wi-Fi利用時の通信暗号化の確認も併せて執行します。