ノート 36
事故記録アーカイブ
約5分
公開・送信前インシデントチェックリスト
ここに出てくる話は、ぜんぶ作ったお話です。だれかをうたがうためではなく、たしかめるためのページです。
読むページではありません。情報環境におけるインシデントを防止するための実務チェックリストです。印刷または画面上でチェックを入れて、不用意な踏み出しを機械的に阻止します。
すべての項目を満たす必要はありません。チェックが付かなかった箇所こそが、現在自分が直面しているリスクの境界線を示しています。
第一線防護:基本5大点検
あらゆる情報に接した際、共通して適用すべき一次防護プロトコルです。3つ目までで大半の偽装やバイアスを検知できます。
受信メッセージ・転送情報の精査
調査・情報収集時の偏向点検
AI出力の受容とファクトチェック
不審なアプローチ・通信異常時の初動
自己の成果物・メッセージ送信前点検
防御ツールの本質
このチェックリストは、他者を攻撃・論破するための武器ではなく、自らが不用意な過失やインシデントに踏み出すのを踏みとどまるための安全弁です。判断に迷った際は本リストを手元に置き、どの項目でリスクを検知したかを第三者や管理者に提示しながら相談することで、迅速かつ的確な防御対応が可能になります。
相手を決めつけるための表ではなく、自分が止まるための表。
詳細解説
場面別のチェックリストです。回ってきたメッセージ、動画、調べ学習、買い物など、実際に判断が必要になる場面ごとに項目を分けています。
くわしく読む
背景と目的
知識の想起ではなく参照で運用することが目標です。判断が必要な瞬間は、たいてい時間がないか、感情が動いています。そのときに使えるのは、覚えた内容ではなく手もとの紙です。
本文の1行目を「読むページではありません」にしました。通読しようとする読者を、先頭で降ろすためです。
組み立ての工夫
冒頭に「まず、この5つ」を置き、「3つめまでで、たいていのことは分かります」と付けました。全項目の実施を求めると、1つも実施されなくなります。
印刷時にチェック欄が枠として残るようスタイルを組んであります。チェック状態は端末内にのみ保存され、外部には送信されません。
場面を、回ってきたメッセージ・動画・調べ学習・買い物の順にしました。出会う回数の多い順です。
補足と注意点
チェックの充足は安全の証明ではありません。確認済みと未確認を分けるための道具です。