インターネット上の公開リソースは、管理者が能動的に消去・修正しない限り、過去の記述のまま半永久的にネットワーク上に残存します。古いWebページは自発的に「本情報は失効しました」とは警告してくれません。

情報の性質に応じて経年変化の影響を峻別し、検証の優先度を配分する必要があります。

  • 陳腐化リスクが高い情報(日付の厳密確認が必須) ― 法令・公的制度、統計値、人口動態、価格、順位、および「史上最大の」「最新の」といった最上級表現
  • 陳腐化リスクが低い情報 ― 歴史的出来事の年号、基礎学術理論、実験器具の操作法、古典的数学原理

特に「最新」「唯一の」といった表現は、執筆時点から1年経過するだけで事実と乖離する典型例です。Webサイトを閲覧した日ではなく、そのデータがいつ観測・公表されたのかという「対象期間・作成日時」を特定しなければなりません。