ノート 05
事故記録アーカイブ
約1分
更新停止と旧情報の残存
ここに出てくる話は、ぜんぶ作ったお話です。だれかをうたがうためではなく、たしかめるためのページです。
インターネット上の情報は経年劣化しても自動削除されず、公表当時のまま残存します。過去の規約や制度を現在有効なものと誤認するインシデントの発生経路を遮断します。
インターネット上の公開リソースは、管理者が能動的に消去・修正しない限り、過去の記述のまま半永久的にネットワーク上に残存します。古いWebページは自発的に「本情報は失効しました」とは警告してくれません。
情報の性質に応じて経年変化の影響を峻別し、検証の優先度を配分する必要があります。
- 陳腐化リスクが高い情報(日付の厳密確認が必須) ― 法令・公的制度、統計値、人口動態、価格、順位、および「史上最大の」「最新の」といった最上級表現
- 陳腐化リスクが低い情報 ― 歴史的出来事の年号、基礎学術理論、実験器具の操作法、古典的数学原理
特に「最新」「唯一の」といった表現は、執筆時点から1年経過するだけで事実と乖離する典型例です。Webサイトを閲覧した日ではなく、そのデータがいつ観測・公表されたのかという「対象期間・作成日時」を特定しなければなりません。
詳細解説
ウェブページが古くなっても自動的には消えないこと、そして古さが表示されないことを扱います。困る情報と困らない情報を分けるのが実用上の要点です。
くわしく読む
背景と目的
すべての情報に日付確認を求めるのは非現実的です。目標は、時間依存性の高い情報を見分けること。人口・記録・順位・価格・規則がそれにあたります。
見分けの基準を「いつの数字かで意味が変わるか」の一問にしました。むかしの出来事や、ことばの意味は古くなりません。全部の日付を確かめる運用にしないためです。
組み立ての工夫
「いちばん〇〇な」という表現を、最も古くなりやすい言い方として名指ししました。順位は入れ替わるため、断定的な最上級ほど陳腐化が速い。これは本サイト自身の執筆規範でもあります。
古くなって困る情報を、人口・記録・順位・価格・規則の5つに固定しました。どれも調べ学習で実際に使う数です。困らない情報(むかしの出来事、ことばの意味)と分けてあります。
補足と注意点
「日づけがどこにもなければ、それも答え」としています。情報の不在を、判断材料として使う書き方です。