ソーシャルメディア上での集団リンチや炎上において、参加者の多くは悪意ではなく、「正しいことをしている感じ」に駆られて行動しています。これこそが最も制御困難な攻撃の動機です。

「不正を糾弾しなければならない」「相手に思い知らせてやる」という正義感の錯覚に囚われると、自制のブレーキが完全に機能しなくなります。

書いている側は「少し意見を言っただけ」のつもりであっても、受ける側には数百人からの暴力的な言説が束になって殺到します。悪意のない小さな一言が集積して致命的な損害を生み出します。

集団攻撃に加担しそうな時の警告サインは、「言ってやらなければ気が済まない」と感じた瞬間です。その感情が湧いたときは、直ちに画面から手を離し、同調の輪から離脱する規律を徹底してください。