検索エンジンの第1位に表示されているという事実のみを根拠に、その内容を無条件に信憑性の高い客観的真実とみなす認知的傾向を「順位バイアス(Position Bias)」と呼びます。

検索は 集める・点数をつける・ならべる の3つをしている集める世界中のページ点数をつけるよく開かれたかならべる点数の順点数は「内容が本当か」を見ていないいちばん上の広告は、点数で選ばれていない「広告」「スポンサー」の小さな文字をさがす
検索は、集めたページに点数をつけて、点数の順にならべています。点数は「たくさん開かれたか」などで決まり、内容が本当かどうかは見ていません。いちばん上の広告は、点数とは関係なくそこに出ています。

検索結果の上位は、検索エンジン最適化(SEO)の専門技術や資本を投じた事業者が意図的に設計・獲得した配置であるケースが多々あります。「検索上位にあること」は「技術的に最適化されていること」を意味するに過ぎず、「公正中立であること」の証明ではありません。

スポンサー広告枠の識別を怠り、広告コンテンツを客観的調査結果と混同するミスも多発しています。

実務的な対抗策は、検索上位の単一ページで結論を出さず、運営主体の異なる独立した3つ以上のWebサイトを開いて記述を突き合わせることです。3つがちがっていたら、それ自体が発見です。不一致の所在こそが検証すべき論点となります。